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展示内容
作品タイトル
《お舟唄のはじめ方》
城ヶ島のお舟唄は、三崎と城ヶ島の祭礼における海上渡御で、御座船を漕ぐ際に唄われていました。
慶長二年頃に始まったとされる祭礼のなかで受け継がれてきましたが、海上でのお祭りが無くなり唄われる機会を失ったことで、継承が難しくなっていきました。現在では歌える人が少なくなり、途中までしか伝わっていない唄や、すでに失われた唄もあります。
本作では、そうした失われつつあるお舟唄に関する資料や語り、記録を行い。保存会の藤井さんによる実演を通して知った、歌詞や稽古本には記されていない「シーッ」という始まりの合図などから、お舟唄を捉え直しました。それらに私の解釈を織り交ぜたフィクションとして制作しています。
「シーッ」というお舟唄を始める合図をする時、現在まで歌い継がれてきた唄も、いまは失われた唄も、まだ始まり得るものとして、その合図の先に存在しているのかもしれません。
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